2007年06月02日

美術展はしご

行ってきました。若冲です。
会場の最寄り駅を出たらいきなり「40分待ち」の看板が目に入りました。
統一感のない集団が同じ方向に、足早に歩きます。
なんと、通常より、一時間早く開場したとのこと。
静岡から来たと言うカップルとおしゃべりしながら、かっちり40分かかって、チケットをきって
もらいました。入り口の気温は22.5度 湿度62%です。
人を掻き分け、潜り込んで前に出ます。鹿苑寺(金閣寺)の襖絵も
制約なしに楽しく書かれたように思います。何枚あったやら?
非常に精緻な部分が多いのですが、草木を墨でざあーーっとなでているような筆致も面白い。
色はありません。墨の濃淡だけです。
お目当ての釈迦三尊像と動植綵絵は、彼独特の色彩で彩られています。
120年間宮内庁にあったからこそ散逸しなかったのかもしれません。
海の魚、貝まど、ユーモアさえ感じました。勿論動物も。特に水辺の小動物は楽しかったです。
おたまじゃくしやかえるなど、きっと,嬉々としてかかれたことでしょう。
三尊像のところでは、気温も上がり25,5度で湿度64%でしたが、むんむんすることもなく、
さわやかに見ることができました。入梅前でよかったです。
行く時に見た看板は140分待ちに書き換えられていました。

さて、それから、滋賀県立美術館に行きました。
以前行ったことがあるのですが、全く記憶にありません。
こちらも、明日までですが「松園賞・文化勲章受賞の女流日本画家たち」という上村松園・小倉遊亀・秋野不矩三人の作品です。
久しぶりに不矩さんの力強い大作を実際に見たくなったのです。
(なぜか、果物の小品が我が家にあります)
予想以上にそれぞれの作品が多くて、堪能できました。
三人の挿絵や絵本など、小さい作品もありました。
各作品に丁寧な解説があって、それを読むだけでも疲れてしまいました。
すばらしい先駆者たちです。
posted by ypapier at 18:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 美しいもの